記事内に広告が含まれています。

プッシュアップバーは効果あるの?

今回の記事では、プッシュアップバーの効果について書いてみたいと思います。

 

自重トレーニングで使う筋トレグッズといえば、プッシュアップバーがあります。

 

プッシュアップとは、腕立て伏せのことですね。

 

 

一見、地味な筋トレ用品ですが、プッシュアップバーは大胸筋に効果的に負荷をかけることができるのでおすすめです。

 

小さくて安価なため、自宅での筋トレに最適ですしね。

 

プッシュアップバーの効果として「手首の負担を軽減する」と「可動域を広げる」の2点があげられます。

 

ネット通販の商品ページや筋トレ系YouTuberも、だいたいそう言っていますね。

 

プッシュアップバーの効果をそれぞれ解説していきます。

 

まず、「手首の負担を軽減する」から説明しましょう。

 

通常の腕立て伏せは、手を床について手首が約90度折れた状態で体を上げ下げしますが、プッシュアップバーを使うと手首は折れない状態で体を上げ下げすることができます。

 

手首の関節は弱いので、手首が折れた状態だと強い負荷をかけたときに傷めやすいです。

 

足を高い位置に上げての腕立て伏せは、手首に強い負荷がかかるため、特に注意が必要です。

 

プッシュアップバーを使えば、手首を真っ直ぐにしたまま、拳側に体重を載せることができるので安全性が高まります。

 

次に「可動域を広げる」を説明しましょう。

 

通常の腕立て伏せは、床に手をついて行うため、胸の位置が床よりも下になることはありません。

 

胸の位置がMAXで床の位置までしか下がらないということです。

 

プッシュアップバーを使うと、手の位置よりも胸が下がることが可能になります。

 

これが、可動域が広がったということですね。

 

そこで疑問がひとつ

 

可動域が広がると何がいいか分かりますか?

 

ボクは筋トレ初心者の頃、理解しないでプッシュアップバーを使ってました(笑)

 

そもそも、プッシュアップバーの効果やメリットについて調べている人は、分からないと思うので、可動域が広がるメリットを説明しますね。

 

これを理解しているかどうかで、プッシュアップバーの効果が違ってくると思います。

 

プッシュアップバーを使って、手の位置よりも胸が下がった時に、肩甲骨が寄りますよね、そうすると、肩の位置が背中側に引きます。

 

肩の位置が背中側に引いたとき、大胸筋が伸びた状態になります。

 

大胸筋が伸びた状態から体を上げる時、肩甲骨が開き、肩も胸側に出て、大胸筋が伸縮するのです。

 

つまり、プッシュアップバーで可動域が広がると、体を下げた時に大胸筋がストレッチされ、上げるときに伸縮するので、効果的に大胸筋を鍛えることができるということです。

 

普通の腕立て伏せでは、可動域が狭いので、大胸筋が十分にストレッチされず、プッシュアップバー使用時と比べると、大胸筋に効きづらいということになります。

 

肩甲骨の開閉を意識するのが、プッシュアップバーのコツなのです。

 

大胸筋と肩は、肩甲骨の開閉に連動して動くので、肩甲骨の開閉だけ意識していれば大丈夫です。

 

大胸筋や肩を意識するよりも、肩甲骨の方が動きが大きいので、分かりやすいかと思います。

 

当然、プッシュアップバーを使って可動域が広がると、普通の腕立て伏せよりもキツく感じるはずです。

 

それが効いてる証拠です(笑)

 

以上、プッシュアップバーの効果について書いてみました。プッシュアップバーの購入を検討している方は参考にしてみてくださいね。